歌唱力
技術:★★★★★★★
個性:★★★★★★☆
↓判定基準についてはこちらをご参照ください。
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音楽的バックグラウンド
アメリカのポップスやロックに影響を受け、とにかく数知れないほどのアーティストから影響を受けている。しかし自身ご自慢の多重録音のコーラスワークにはジャズやソウルからの影響が見られる。
歌唱スタイル
山下達郎の歌唱力はまぁ、もうそりゃ高いですよ。もうバベルの塔くらいかな。
全く隙を感じさせないピッチ、リズム感の良さそしてウェットだが都会的な歌声。
すべて計算されているような歌唱だが機械的な感じはまったくせず、やさしく感情の波を伝えてくれる。まぁ、それすらも計算されいて良い意味で我々を手玉に取ってくれているんでしょう。
彼の歌唱スタイルは自身の敬愛する沢山の海外のシンガー達を細かぁーく分析してコツコツと自分の歌唱スタイルに落とし込み完成したのでしょう。彼の作品もそうですが作り上げた歌声にも彼の緻密さと美意識を感じます。筆者的にはシュガー・ベイブの頃のまだクセが少ない頃が好きですけどね。
声質はしっとりしつつネットリもしている高温多湿ともとれる声質だがファルセットを絶妙に織り交ぜる事により夏には爽快感を持ち、冬には温かみがある歌声で名曲『クリスマス・イブ』にも絶妙にマッチしている。
委員会コメント
日本のAOR(シティ・ポップ)の代表的存在の山下達郎。
この人無くして日本の音楽シーンは語れませんね。音楽センスでこの人ほどの才能を持った人もなかなかいないのではないでしょうか。
しかし、そんな才能の塊のような達郎でも若い頃は音楽で食って行くには『自分には裏方の仕事しかないだろう』と思っていたそうですよ。
いや、アイドル路線で行くつもりでの言葉だったなら納得できますけどね。そりゃ筆者も土下座して引き止めますよ。(^^;
山下達郎はもうほんとに『音楽職人』という言葉がぴったりですよね。
アルバムを聴いてもそうですが緻密さと隠し切れない頭の良さが滲み出ています。
ラジオなどで高度な内容をサラッとリスナーレベルに落とし込み、ボソッとした声でやや早口にそして淀みなく話をするのは知能指数の高さを感じますね。うらやましい。
とにかく職人の山下は細かい作業とか好きそうですよね。几帳面そうだし絶対にA型ですよ。
と、思って調べてみたらB型でした。きっと良い人に違いない。
えぇ、もちろん筆者もB型です。