歌唱力
技術:★★★★☆☆☆
個性:★★★★★☆☆
↓判定基準についてはこちらをご参照ください。
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委員会コメント
今回の評価会議でまず驚いたのは、2010年から名前がTOSHIからToshlに変わっていたということだ。変化が微妙過ぎと思っていたら最後は小文字のLだそうです・・・って、分かりづらいわ!(笑)
さて、一時期は『ハイトーン』と言えばX(エックス)のTOSHIというくらい人気と影響力がありました。洋楽のHR/HMレベル並の高音域歌唱を得意とするボーカリストです。決して発声は良くないのですが、生まれつき声帯が短く努力なしでハイトーンが出てしまうタイプです。この様なタイプは逆に低い音はあまり出せないのですけどね。極端な例ですがLOUDNESSの二井原実なんかが良い例ですね。
そのハスキーで切ない声質とストレートな歌唱がXの楽曲と化学反応を起こし多くのファンを魅了したのは当然の結果でしょう。
X JAPANは『しょせん洋楽メタルのパクリだし演奏レベルも低い』と言う意見も多々あります。筆者は断然洋楽HR/HM派でありX JAPANのファンではないですが、それでもX JAPANほど心に響く美しいメロディを奏でるバンドは海外でもそう無いと思っています。
話をToshlに戻しまして・・・これは高音歌手の宿命でもあるのですが、本人はハイトーンで歌う事にはかなり疲れており精神的にも苦痛を感じていたようです。しかも本当はフォークソングが好き。しかしファンはハイトーンを求めているため歌わなければならない・・・これほどのBIGなバンドでも自分の自由に歌う事ができないなんてアーティスト稼業も楽ではないですよね?まぁ、何よりもYOSHIKIからのプレッシャーが一番苦痛だったようですけどね。(笑)
YOSHIKIとの出会いは5歳の時の幼稚園『すみれ組』で、そして11歳で初バンドを結成(早っ!)し現在に至る・・・これまで色々あり不仲説も未だにありますが、ここまで来ればもう腐れ縁で絶対仲が良いはずですよね。海外での人気も未だにありますし、今後もToshilとX JAPANには伝説を作り続けてほしいものです。