歌唱力
技術:★★★★★★☆
個性:★★★★★★★
↓判定基準についてはこちらをご参照ください。
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委員会コメント
覚醒剤の件で色々とお騒がせしてしまったが、昭和世代の男性歌手の中でも高い歌唱力を誇るASKA。鼻にかかった独特な歌唱だが常に安定した歌を聴かせてくれる日本を代表するボーカリストだ。
ASKAの音楽的バックグラウンドは、幼少の頃に昭和の歌謡曲やグループサウンズが好きで、特に坂本九やダニー飯田とパラダイス・キングなどをモノマネをして歌ったりしていた。親戚の前でも歌を披露しお小遣いをもらっていたそうだ。なかなか商才ありますね。(笑)
高校3年生の時に井上陽水の『氷の世界』を聴き衝撃を受けてギターを始め、弾き語りもするようになり、ほどなくしてオリジナルの作曲も始めたそうだ。
しかし、デビューからこんなに歌唱スタイルが変わったアーティストは他にいるでしょうか?
飛鳥の歌唱の今と昔を名曲『万里の河』で聴き比べてみたところ、デビューして2年目くらいと見られる動画では、まだ渋い声で普通の歌い方だったのですが、90年代中期くらいと思われる動画では既にとってもネットリした歌唱が完成されていた。
一体なぜあんな歌い方に変化したのでしょうか?我々委員会も常々気になっていたことだったのですが、飛鳥本人がダウンタウンの番組で答えているものがdailymotionの動画で観る事ができました!
ネットリ歌唱の理由は『日本語を柔らかくメロディに乗せるため』というミュージシャンらしい深い理由でした。(マッちゃんのせいでだいぶ面白くされちゃってましたけどw)
dailymotionで検索すれば観る事ができますので検索してみて下さい!
ソロ活動も再スタートし、これからは見放さずに待ってくれていた優しいファンや仲間達を裏切らずに真面目に音楽活動に専念してほしい。高い実力を持った日本が誇るスーパーボーカリストなのは何があっても変わりようが無い事実なので本当にがんばってほしい!
チャゲアスの『太陽と埃の中で』は名曲なので是非聴いていただきたい。