ボーカル☆レーダー

あの歌手は歌が上手いの? プロ歌手の歌唱力が分かるサイト

歌唱力 of 田中昌之(クリスタルキング)

 

歌唱力

技術:★★★★★★★

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個性:★★★★★★☆

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↓判定基準についてはこちらをご参照ください。
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音楽的バックグラウンド

田中は初めて行ったダンスホールでバンドの生演奏を目の当たりにし衝撃を受け、バンドの演奏が終わるやいなや『メンバーで歌わせてくれ』と願い出た。それまで単なる野球少年で、まったく歌った経験が無いにもかかわらずだ。

しかし、そのバンドはタイミングよく新しいボーカルを探している最中であったため、すぐに田中に課題曲を与えオーディションをした。そして田中はそのオーディションを見事にクリアしメンバーの一員となることができた。これは経験もないのに加入を希望する田中の無鉄砲さを『度胸がある』と好意的に受け止めてくれた当時のバンドリーダーのおかげだった。もちろん当時は歌はまだ全然上手くなかったそうだ。おおらかな時代だったんですね~。

しかし、その後ほどなくしてバンドメンバーは田中の天井知らずの高音の才能に驚くことになる。どんな高い音域の曲でも平気で声を出してくるのだ。

『日本でこんな高い声出る奴はいないぞ!?」と。

こうして田中も自分の才能に初めて気づくこととなったのだ。

 

歌唱スタイル

本人曰く、全盛時にはピアノの最高音を超えるほどの高音を出せたそうだ。

そのクリアーかつハスキーで喚声点を感じさせない、まるで湖面にできた波紋が湖全体に広がっていくような優雅かつダイナミックなハイトーンはまさに奇跡の声だった。

低音はさほど強くないが、中音も美しい声質で全盛期に渡りムラの無い大変高いレベルの発声をしていた。

残念ながら不慮の事故により以前の様な伸びや艶は失ってしまったが、以前よりもハスキーになった声質を活かし現在も活動を続けている。

 

委員会コメント

これまでの日本人男性歌手では最高のハイトーンの持ち主だと言っても過言ではないだろう。世界レベルで見ても一級品だ。これほど豊かなハイトーンを出せる日本人はもう現れないかもしれない。

田中が以前の声を失った理由は、バンド仲間との草野球の守備をしていた際に、相手の打球がイレギュラーし、それを取り損ね喉に直撃したためだった。

しかし、悔やまれることに、実は田中はこの事故のあとに病院へ行っていないのだ。

その後、1か月たってもまったく声が戻らない事でやっと心配しだし病院へいったのだ。もし、もっと早く病院に行っていたらこんな事にはならなかったかもしれない・・・。

皆さん、喉に限らず体の異変に気付いたら面倒くさがらずに早めに病院へ行くよう心がけましょう。これホント大事ですよ!

 

関連情報

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