歌唱力
技術:★★★★☆☆☆
個性:★★★★★☆☆
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音楽的バックグラウンド
幼少の頃から歌が好きで4歳からはピアノも習い始めた。
幼稚園に入ると光GENJIのブーム全盛で、CDに合わせて歌ったり、ピアニカで遊んだりして音楽がより身近になった。
しかし、小学校に入るとクラシックピアノのレッスンに苦痛を感じるようになってしまう。嫌々ながらも続けるが、中学生になると限界がきてポップスピアノに変更した。そして、その頃から作曲を始めるようになる。ちなみに初作曲は映画タイタニックの主題歌『My Heart Will Go On』を真似て作ったそうだ。
14歳の時には大阪ベイタワー(当時のORC200)で開催された『第1回ヴォーカルクイーン・コンテスト』に出場しティーンズ部門でグランプリを獲得している。歌ったのは古内東子の『誰よりも好きなのに』だった。
高校では演劇部に入るが音楽制作は精力的に続けていた。この頃にあの名曲『さくらんぼ』も作られている。インディーズで友人と音楽活動もしていた。
そして、積極的にデモテープをレコード会社に送ってもいたが、良い返事が来た事はなかった。なかば音楽の道をあきらめていた大塚は幼稚園の先生を目指し短大へ進学する。
短大生活は目標であった幼稚園や保育資格も取得し順調そのものだったが、卒業が迫ってきたある日、再び音楽の道に挑戦したいという思いが湧いてきた。早速デモテープを作り、多数のレコード会社に応募しまくった。そして見事エイベックスから声がかかりデビューする事となる。
歌唱スタイル
比較的ピッチは良く、若さ漲る愛らしい声質が魅力で技術的な未熟さもカバーしている。とにかく歌唱力より可愛さが売りだ。
委員会コメント
既にアラフォーに差し掛かろうとしている大塚愛。
今後は、そのまま元ジュディマリのYUKIのように今のスタイルを貫くのか、それとも、もっと大人の曲にもチャレンジするのか興味深い所である。
2008年のアルバム『LOVE LETTER』の楽曲『君とフェチ』のような路線も面白いと思う。
しかし、あれだけ『さくらんぼ』を売っておいて、まさか嫌いな食べ物が『さくらんぼ』って・・・そしてピアノを14年も習っていたにもかかわらず楽譜が読めないって・・・もうある意味『奇跡の人』としか言いようがないですね。(笑)