歌唱力
技術:★★★★★★☆
個性:★★★★★☆☆
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音楽的バックグラウンド
幼少の頃は、大学教授の父親がスナックで歌うために自宅で練習していたグループサウンズやフォークソングを聴き、自身も演歌の曲などを覚えていく。裏声歌唱はそこで磨かれたと本人は言っている。この頃から歌は好きだし、また本格的ではないがピアノも習っていたが、基本的には水泳やバレーボールに熱中したかなりの体育会系だった。
しかし、音楽を聴く事は好きであり中学の頃はブルーハーツを愛聴していた。
大学に入り、これまでの体育会系な自分と違う事をしようと思い、19歳の時にアコースティックギターを購入する。とにかく弾き語りがしてみたかったそうだ。ギターを弾いた瞬間に自分はこれを一生やっていくんだと漠然と思ったそうだ。コードを3つ覚えただけで作曲も始めたほどだ。ここは幼少の頃習ったピアノが活きていると思われる。そら普通の初心者とは違いますよね。
大学ではフランス文学を専攻しており仏語だけでなく英語も好きであったため洋楽も積極的に聴き弾き語りに挑戦した。特にジョーン・オズボーンの『One Of Us』やアラニス・モリセットの『Hand In My Pocket』は何度も練習した。
その内に千葉ローカルのオーディション番組に応募し順調に勝ち進みCDリリースをすることになるのだ。
歌唱スタイル
ファルセットを多用しふつうに歌えるようになった中島みゆきのような歌唱スタイルだ。
え?分からない?
まぁ、世間一般で言われるのは椎名林檎のパクリという事だが、実はそんな事はないのです。
ヤイコは椎名林檎のデビューの年の1998年時点で千葉テレビの番組『ザ・デビュー』に出演しており、まだ素人であったその時点ですでにファルセットを多用した歌唱スタイルは完成している。まったく真似ではないのだ。
ただ、メジャーデビュー曲であった『B'coz I Love You』のPVがまずかったようで、かなり椎名林檎寄りの世界観だった。
ヤイコはこれでかなりのバッシングを受けたそうで、自身のオフィシャルHPには誹謗中傷のコメントが殺到したそうだ。あまりの酷さに歌手を辞めようとまで追い詰められたが、その当時の事務所のスタッフに相談したら『人気出てきたなぁ!』と言われ、前向きになる事ができたそうだ。えぇ話や。
とか言いながら、筆者も当時はパクリだと思ってましたが・・・あ、HPに誹謗中傷はしていませんよ?念のため。
委員会コメント
椎名林檎に歌唱スタイルが似ていると言われていたのは、もう過去の事。
デビューほどなくして楽曲の違いで一般リスナーもヤイコの独自のスタイルを再認識したはずだ。『アンダンテ』なんて今聴いてもめっちゃかっこいいぞ!
しかし、最近はあまり見かけないヤイコ。もちろん現在も絶賛活動中だ。再度のシーンへのカムバックを期待しましょう!