歌唱力
技術:★★★★★★☆
個性:★★★★★★★
↓判定基準についてはこちらをご参照ください。
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音楽的バックグラウンド
串田の音楽的バックグラウンドは、中学生の時に友人と行った当時横浜の伊勢佐木町にあった米軍御用達のクラブで観たバンドのドラム演奏に衝撃を受けた事から始まる。行動力のある串田はすぐさまドラム教室に通い始めたそうだ。
その後メキメキと腕を上げ、各地にある米軍基地でバンドのドラマーとして演奏をしていたが、もっと目立ちたいと思い歌も始めたそうだ。
ある日、沖縄基地で出演していた時のこと、他にも日本人のバンドがいくつかあったが、ほどんとのバンドがブーイングを受けて帰らされていた。
このままじゃマズいと思い串田は苦し紛れにStevie Wonderの『A Place In the Sun』を歌った。するとこれが観客の黒人に大いにウケ手ごたえを感じたそうだ。
それ以降は黒人音楽を中心にNat King ColeやThe Temptations等を歌うようになった。
そして米軍基地で黒人音楽を歌う事で鍛え上げられた歌声で1969年にR&B歌手としてデビューを果たす。
R&B歌手であった串田アキラが最初に歌った特撮ヒーローソングは『太陽戦隊サンバルカン』であった。
レコーディングの際はそれまでの歌い方が通用せず何度もダメ出しをされた。
しかし『宇宙刑事ギャバン』の主題歌の頃にはコツも掴めて一発OKをもらったほどだ。
アニソンや特ソンを歌うには力強さはもちろんの事、優しさもないと駄目だと語る。
また、子供にとってのカッコいい歌と大人のカッコいい歌は違うため、大人が上手いと思うような歌い方ではなく、シンプルに分かりやすいノリで歌詞をクリアーに歌う必要があるそうだ。クッシーさん勉強になります!
歌唱スタイル
日本人離れしたシャウティング唱法で、熱くそして力を込めて歌詞を明瞭に歌うスタイル。まるで歌詞のひとつひとつが極太のゴシック体になって聴こえてくるような迫力だ。
串田はヒーローの曲を歌う際には『なりきることが大事』と語る。確かに串田の歌い方にはヒーローのようなパワーが漲った感がある。
委員会コメント
串田アキラは十分に有名な歌手だとは思うが、それは『ちょっとマニアックな人』にとっての話であって、一般の認識ではあの有名なCMソングの『富士サファリパーク』すら和田アキ子?松崎しげる?というのが普通の感覚だという現実がちょっとさみしい。
『富士サファリパーク』のCMを歌っているのは誰でしょう?
ヒントは『〇田アキ〇』です!
↑このクイズはほぼ100%和田アキ子になるそうで、本人も諦めなのかネタにしているそうです。(笑)
ちなみに、『富士サファリパーク』のCMソングは、本人的には歳を取り声もだいぶ変わってきているので歌い直したいそうだが、園側が現状で問題ないと変更させてくれないそうだ。