歌唱力
技術：★★★★★★☆
個性：★★★★★★☆
↓判定基準の詳細についてはこちらをご参照ください。
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委員会コメント
伝説過ぎるアイドルの松田聖子。
しかし、どんだけ名曲揃いなんだよって感じですね。
しかもその曲を歌いこなすしっかりとした歌唱力を持っていて、更にカワイイのだから、これはもうどうしたって売れますよね。当然の結果です。
今回の松田聖子の判定はこれまでの会議で一番難航しました。
判定用資料の動画を観ていると、聖子のかわいさと数多い佳曲に魅了されてしまい純粋に歌唱力だけを切り取って判定することが難しくなってくるからです。
今回は6人での会議でしたが半数はアイドル時代の聖子を知らない世代でしたが、その若い世代からも口を揃えて『これはファンになっちゃいますよね』という感想があったほどだ。
長い歌手生活の中どの時代でも歌唱力の高い聖子だが、デビュー当時の初期が声量や高音域という面では絶頂だったろう。
81年頃に喉を傷め82年から歌唱方法を変えその副産物的に完成されたのがいわゆる『キャンディボイス』と呼ばれる甘いながらも絶妙にハスキーな歌声で初期とはまた違った魅力で更に成功を収めた。
基本的にピッチが良い聖子だが、低音はちょっと苦手なようで自身の歌唱可能声域の最低音のG3（ソの音）辺りでは不安定になることも多々ある。現在では加齢により低音は安定してきたが昔の様な高音はでなくなってしまっている。ま、これは仕方ない事だ。
いや、現役過ぎでしょｗｗ
しかし、この頃のアイドルは本当に歌が上手いですよね。もちろん下手な人もいましたが。
昔のアイドルと比べて今のアイドルは下手と良く言われますが、今回の判定会議で他のアイドルの映像なども確認していて思ったのですが、昔は今のようにシンガーソングライターでのデビューが少なかったからではないでしょうか。
要は、当時と現代では売り出し方が異なっているので、現在では『歌が上手くてルックスの良い人達はアイドルとしてではなく歌手としてのデビュー率が高い』って事ですかね。
昔だったら一青窈や福原美穂、城南海やJUJUだってアイドルとしてデビューしていたって事ですね。（あ、最後の人は違うかｗ）
