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歌唱力 of 島谷ひとみ

 

歌唱力

技術:★★★★★★☆

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個性:★★★

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↓判定基準の詳細についてはこちらをご参照ください。
www.3ryuvocalist.online

 

 

音楽的バックグラウンド

若い頃にアマチュアバンドをしていた父親の影響もあり、島谷は小さい頃から歌手になる夢を持っていた。

幼少の頃は父が弾くギター伴奏で歌の練習をし、カバーをしたこともある『真夜中のギター』も父との思い出の曲だそうだ。

近所でも歌が上手いと評判で駄菓子屋のオバちゃんからよくリクエストもされた。

小学生では光GENJIに夢中になり、中学では部活に明け暮れたが、高校生になると放課後には友達と毎日のようにカラオケで練習をしたが、この頃には歌手になると言うことは考えておらず、高校を卒業したらファッション関係に就職するか福祉系で進学を考えていた。

 

しかし、高校2年生の時に転機が訪れる。

かつて放送されいた日本テレビの『ルックルックこんにちは』内のコーナーののど自慢に出場し最高の賞であるスペシャル賞に輝くのだ。これは島谷の歌唱力を買っていた親戚の叔母さんが勝手に応募したそうだ。そして、この時歌ったのはド演歌の『みちのく哀歌』。なんて渋い女子高生なんだw

 

勢いづいた島谷は、同年に『THE JAPAN AUDITION』の開催を知り出場をする。応募者数20万の激しい競争を勝ち抜き歌手部門で合格をする。歌ったのはもちろん『みちのく哀歌』だ。(笑)

見事スカウトされた島谷はそれ以降、週末は広島から東京にレッスンに行くというハードな生活を送り、そして高校卒業後に上京し、その後わずか数か月で島田紳助プロデュースによる『大阪の女』で演歌歌手としてデビューを飾ることとなる。

 

歌唱スタイル

歌唱のクセは少なくファルセットと優しい声質と軽めのビブラートが心地よいボーカリストだ。声質は薄めのハスキーボイスで暖か味がある。そして対照的に透明感のあるファルセットも魅力だ。

 

歌唱力は高いのだが、若干アイドル調の歌いまわしや、ビブラートのバリエーションが少なく単調なためカラオケ歌唱的に聞こえてしまう傾向があるのが惜しい所だ。

しかし、ピッチは非常に良くライブでの歌唱も安定しており、何より彼女の間接照明の様な柔らかく優しい歌声は聴く者に心地よさや安心感を与える。

 

島谷には明るめの曲調が特に向いている。声質が明るめで多用するビブラートも軽やかなため落ち着いた曲などはどこか爽やかになってしまう。しかし、これはこれで彼女の良い点でもありヒット曲の『亜麻色の髪の乙女』や『Perseus -ペルセウス-』などは本当に彼女にハマっている。

 

委員会コメント

島谷ひとみはスカウトされる前までは、特にピアノや声楽などの正式な音楽教育を受けたことはない。彼女の歌唱力の高さを考えると、これは生来のポテンシャルが相当高かったと考えられる。

しかし、残念なことに一般的には島谷は過小評価されているボーカリストと言える。プロモーション不足もあるかもしれないが、なによりも『カバーの人』というイメージが良くも悪くも影響していそうだ。

しかし、オリジナルの楽曲のクォリティは高く良曲も多い。今後は食わず嫌いのリスナーをどう取り込んで行くかが更なる成功へのカギとなるであろう。

 

 

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